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Our Story

本当にこれが成長につながるのだろうか?
ふと産まれた疑問から、全てははじまった

当時、私は大手IT企業の子会社社長だった。領域は広告とシステム販売。
日々大きくなる売上予算を追いかける毎日。素晴らしい顧客と優秀なメンバー。
恵まれていたし、とても充実した日々だった。
ただ、自分でも分かり得ない、なんとも言えぬ違和感を常に感じていた。

ある時気づいた。
日々忙殺される時間の中で、お客様の成長や課題解決に真に繋がること。
その本質に迫る部分に切り込めていない自分たちに。
しっかりと立ち止まって、対話し議論し、本当の成長とは何か。
価値につながる未来はどこにあるのか。
その対話ができず、目の前の課題をがむしゃらに潰していた。

成長や成功。ある種の”膨張”を使命として課せられる資本主義において、
丁寧に向き合うという姿勢自体は時として否定されかねない。
ただ、丁寧さと成長という逆説に自分が向き合いたい価値があるのではないか。

そうか。違和感の根は外ではく、自らにあったのだ。と

Philosophy

ビジネスデザインに取り組むBORDERの想い

企業が「成長する」ために必要なことは何か

業績を伸ばしたい企業は、何をすれば良いのでしょうか。当然ですが、営利企業である限りは何かを「売る」必要があります。

何かを売り続け、業績を伸ばす。
それは存続のためにも企業に必要な至上命題です。
しかし、今あるものをただ売り続けているだけで、この先も持続的に業績を伸ばしていける企業はどの程度あるのでしょうか。
高齢化社会、環境問題、パンデミック、不安定な世界情勢、そして国家レベルでのデジタル化の遅れ・・・

代表取締役社長 西山明紀

株式会社BORDER
代表取締役社長 西山明紀

変化を否応なく求められる時代に、企業は「売る」だけではなく、本質的な成長を考えていかないといけないのかもしれません。
その企業にとっての、本質的な存在価値とはなんなのか。その価値は社会にどのような影響を与えられるのかといった概念から、育まれている哲学や思想といった抽象的な無形資産まで。
そのあり方や伝え方は顧客からも、そして共に働く社内からも求められるケースが増えていると感じます。
綺麗ごとを言うつもりはありません。もちろん利益はあらゆる点を潤します。
しかし、利益を積み重ねていくことと同じく、その企業や組織における思想や理念、無形に近い価値を表現していくこともまた等しく企業にとって重要なことであるといえないでしょうか。
企業としての価値の成長は社会的な価値の成長。そしてその組織に所属する人々の成長にもつながると私たちは信じています。

医師のように丁寧に対話しながら、
原因を追求し解決へ併走できる存在でありたい

ボーダーの代表である私(西山)は、サイバーエージェントとその子会社であるマイクロアドで、約12年間デジタルマーケティング領域に深く関わりました。セールスとしてはMVPなど賞も獲得。マネージャーとしては新規事業推進も多数行いました。そして、さまざまな業種の顧客に真剣に向き合い、必死になって与えられた予算達成を目指しました。やがて経営にも参画するようになり、子会社の代表取締役を務め、年間売上数十億規模にまで成長することができました。

しかし、売上が上がれば上がるほど自分たちが手掛けられる領域は企業の成長や課題解決において、ほんの一握でしかなく、本質的な課題解決や成長への一手に着手できているという実感が薄くなり、日々ジレンマが募りました。
もし、自分が医師であるとしたら、体調が悪い患者に対して、手術しか提供できないことに矛盾を感じます。薬でも治癒できる、健康指導でも回復を目指せるなど、患者によってメスを入れることが、必ずしも最善であるとは限らないからです。
私は、2017年にサイバーエージェントグループを離れて独立し、自らがクライアントとの対話を通じてこの課題を網羅的に解決すべく、ボーダーを起業しました。

ビジネスデザインには、並走するパートナーを

日本の多くの企業は、モノ/HARDが良くても、戦略や戦術の立案と実行、そしてそれを推進する組織に脆弱性があるなどSOFT面に悩む企業が多く存在しています。
さまざまな経営層の方々とお話しすると、大手中堅関わらず、マーケティングやテクノロジーに関わる組織がないもしくは、うまく機能していない。事業成長のためロードマップを作成するも情報や戦術がうまく整理や設計できず、次の具体的な打ち手をうまく導き出せないなど多くの相談を受けます。
また、理想的なビジネスデザイン人材の採用や育成できず、組織が機能ごとに分断され、目的地がないままに事業が継続されてしまうといったケースも多数見てきました。
そして、そういった課題を解決すべく並走するビジネスデザインの外部パートナーがうまく企業とマッチングできていないのも事実としてあったのです。

ボーダーの事業ドメインは、「成長する」ためのビジネスデザイン

私たちは、まず企業課題に寄り添い、徹底的に本質的な問題点を炙り出し、境界線を設けることなくそれを改善するための道筋を作ります。
その後、私たちは企業や組織が利益を出せるようにすることはもとより、「成長する」ために本質的に必要なものは何かを徹底的に考え抜きます。
そして、その一手一手を顧客と並走し実現していきます。

ボーダーでは施策に境界線を設けていません。
私たちは広告代理店でもなく、EC支援事業者でもない。単なるデザイン会社でもありません。
私たちの活動を言い表す言葉として、ビジネスデザインという言葉を使用しています。
ただ、ビジネスデザインというと聞こえはいいですが、その実は対話し議論し、共に考え日々地道に実行し続ける泥臭い道を歩み続けています。
その一歩や対話の一つ一つが成長の源泉として、顧客と共に成長できることを信じて。

CEO&Company History

BORDERの立ち上げから今まで

2004

Web/Graphicデザイナーとしてキャリアスタート。
ポータルサイト構築やECサイト設計や開発に従事。

2009

CyberAgentに入社。Amebaなどの企画販売に従事。
その後、半期MVPを2度受賞。最多月間MVP獲得。
セールスリーダーとして組織牽引。

2011

グループ会社のMicroAdへ出向。株式会社MicroAdPlusを設立。
代表取締役に就任。https://markezine.jp/article/detail/14262

2017

独立起業。
組織戦略や営業戦略など幅広くコンサルティングとして従事。
その後、AnyMindのCHROに就任。https://japan.zdnet.com/article/35115053/
Global13拠点の組織採用や組織制度設計に従事。

2019

日本に帰国退任後、株式会社BORDERに商号変更。
国内メーカーの事業構築や拡大を一手に引き受ける
ハンズオン型事業を展開中。

Company Information

会社名
株式会社BORDER (英字表記 Border inc.)
代表者
代表取締役社長 西山 明紀
資本金
1000万円
所在地
〒153-0043 東京都目黒区東山1-30-7 palet d’or higashiyama